
中古車は販売店によって品揃えも値付けや整備方法も違ってきます。また購入後の保証内容も異なります。だから厳密に言えば、販売店の数だけ種類があるのです。しかしそれを大別すると以下の3つに分けられます。それぞれにメリットがあるので、自分の希望する予算・車種の中古車がどの販売店のタイプなら見つけやすいのか参考にしてください。
>>気になるトラック
新車ディーラーの中古車販売店部門にあたります。全国ネットの保証をもつほか、新車ディーラーでずっと整備点検されてきた車が中古車として入庫しやすいなど、品質面や信頼性への期待が大きいです。その分やや価格が高くなることが多いです。扱っている車種は自社ブランドが中心だが、他社ブランドを置くところも増えています。
輸入車インポーター公認の正規中古車販売店のことです。国産ディーラー同様、全国ネットの保証が充実していて、品質面や信頼性への期待が大きく、価格も高めの設定です。品揃えは自社ブランドが中心で、充実した整備&保証をうたう認定中古車制度を展開しているところが多いです。
複数メーカーの中古車を揃えており、例えばいろいろなメーカーの軽自動車を一つの店舗で比較検討することができます。価格もディーラーより安めに設定されている所が多いです。企業規模は様々で、大規模展示場を備えるお店もあれば、スポーツカー、ミニバンなど特定のタイプに特化した専門店もあります。また、輸入車に特化した中古車専門販売店もあります。
取り扱う車種を特化した販売店の場合、スポーツカーならスポーツカーに、輸入車なら輸入車に対する専門的な知識をもっていることが期待できます。なお保証内容は販売店によって大きく差が出やすいので、購入時に必ず確認するようにしましょう。
中古車情報誌、インターネットなどで欲しい車が見つかったら、いよいよ販売店へ行って実車を見るわけですが、ここでも事前に準備が必要です。いきなり実車を確認するのではなく、まず行く前に「行ってからのために」やっておくことがあります。さらに販売店に到着したら、実車チェックの前にプライスボードをまずは見るようにしましょう。
せっかく行ったのにお目当ての車が売れてしまっていては仕方ないので、必ず行く前に電話で確認することが大切です。同時にいつ見に行くかを伝えれば当日車を見やすい位置に出しておいてくれることがあります。またもしも当日、急に行けなくなったり遅れそうになったら、必ずお店に一本電話を入れましょう。これは社会人としてのマナーですね
試乗するなら運転免許証を忘れずに持っていきましょう。格好も運転しやすい格好がいいでしょう。またいつも聴いているCDなどを持って行くとオーディオの確認がしやすいはずです。
実際に車を見ると、ついその車のキズや凹みばかり探してしまう人もいますが、実車を見に行くとはそういうことではありません。そもそも中古車はそれまでの使われ方や走行距離、整備によって一台一台程度が異なります。その“程度”がどんなものなのかを把握することこそが「実車チェック」なのです。「この状態でこの価格」が自分的に納得できるかどうかを確認する作業だと言い換えてもいいです。だから試乗も車の性能をチェックするのではなく、程度を確認するためのものですので、乱暴な運転は意味がありません。行く前に、まずはそういう心構えに気をつけましょう。
実車チェックの前に、まず販売店に着いたら中古車に掲げられているプライスボードを確認しましょう。プライスボードは自動車公正取引協議会(自公協)の規約で表示する内容が決められています。価格以外にも走行距離や修復歴の有無などが書かれていて、車の履歴書のようなものです。
これには規定のフォーマットというものはなく、販売店によって表示方法が違ったりします、表示内容は決まっているので、必ず内容を確認しましょう。

その車の消費税込みの価格です。「検なし/検2年付」の項で述べたように、検2年付なら車検整備費用がここに含まれています。それ以外の諸費用はこの金額とは別途必要になります。
その車が日本で最初に登録をされた年月です。新車の登録申請に対し、運輸支局が受理することをもって初度登録といいます。国産車では年式と同じと考えていいです。輸入車、なかでも海外で使用されてから日本へ持ち込まれた中古車(中古並行)は、年式と初度登録年月が異なる場合が多くあります。その場合は製造年や何年式かを表示する決まりになっています。なお軽自動車は初度検査年が表示されます。
車検残の有無と、残がある場合は有効期限です。車検残があれば自動車重量税などが必要ないので、諸費用が比較的少なくて済むという目安になります。
その車の総走行距離数です。販売店がメーターの表示に対して疑問に思ったり、はっきりとわからない場合は、ここに“?”や“不明”を記して推定走行距離を表示することができます。またメーターが改ざんされている場合は改ざんされている旨を、販売店がメーターを取り替えた場合は取り替え前/後の数を表示します。
展示時点から遡って過去2年以内に定期点検整備が行われて、その点検整備記録簿が備わっている場合は「有」、なければ「無」と表示されます。「有」の場合は定期点検整備の内容(12カ月点検など)が付記されます。点検整備記録簿は各記入時の走行距離や整備内容が記載されているので、その車の程度を推し量るには大切なアイテムです。
「修復歴車」の項で述べたように、自公協で定めた基準などで車体の骨格にあたる部位が修復や交換されたことがある場合に「有」、それ以外は「無」となります。「有」の場合は別途書面で修復個所が表示されます。
その車が自家用として使われたのか、営業用か、レンタカーなのか、あるいはこれら以外かを表示します。使われ方を推し量る際のヒントになるでしょう。
「保証付き」の場合は、その保証内容と保証期間または保証走行距離数が付記されます。購入時には保証書が渡されるので保証内容の詳細を確認しましょう。なお保証内容(部位)や保証期間・保証走行距離数は販売店により異なります。
定期点検整備を実施して販売する場合は、「定期点検整備あり」と表示されます。「あり」の場合、販売(展示)時までに実施する場合は「済」、販売時以降車両引き渡し時までに実施する場合は「納車時」と表示することになっています。また「納車時」の場合は販売価格に整備費用(消費税含む)を含んでいるか、含んでいない場合は整備費用の額がいくらか(消費税含む)も表示されます。
自動車リサイクル料金が預託されているかいないかが表示されます。リサイクル預託金が車両本体価格に含まれているか、含んでいない場合は別途いくら必要なのかが表示されます。また後付けのエアコンなどがある場合も同様に表示されることになります。
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